9月に入り、秋雨前線の影響で宇和島市にも雨が降りました。
久しぶりに「雨だああ😊」と言える雨を観測しました。これまでの干ばつで弱ってしまっていた木にとって恵の雨となりました。
落葉はしてしまいましたが、果実に張りがもどってきました。

園地の灌水も終了し安心したのも束の間、園地に行って驚きました。

果実の裂果です。😿
乾燥状態が続いた後、大量の水分を吸収することによって果実の成長に果皮の成長が追い付かず果皮がさけてしまいました。
毎年多少の裂果はあるものの、これほど大量に裂果してしまうとは・・・
裂果すると腐ってしまい、実は落ちます。果実や枝が混み合っている部分で裂果した場合、樹上で腐ってしまい、くっついている果実まで腐らせてしまいます。
早生ミカンの仕上げ摘果を行いながら、裂果した果実を落とす作業をしています。
ミカンが割れてしまう現象「裂果」と最終の間引き作業「仕上げ摘果」 摘果ミカン活用 ②をお届けします
仕上げ摘果
現在仕上げ摘果中の園地は、今年10年目を迎える早生ミカンの若木の園地です。

10年目を迎えた木は「成木」となるそうです。
最近知りました💦
所謂、大人の木ですね。
ミカンの木は年月を重ねるにつれ、美味しくなっていきます。

ストレスにより果実は甘くなると言われています。
10年目は元気の良い青年と同じです。
元気が良いので、干ばつにも関わらず果実は大きく(灌水はしていました)、思った以上に生っています。
今年の若木の摘果は、仕上げ摘果のみにしました。早くに摘果をすると果実が大きくなり過ぎてしまいます。
今年の早生の摘果方法(私流です💦)
・ 傷を中心に落とす
・ 大きすぎる実を落とす
・ 葡萄なりになっている部分を落とす(葡萄なりだと果実が変形してしまいます。)
・ 小さい実を落とす(レギュラーサイズとなるサイズは、9月20日現在で47mm以上。10月に入った今は50mmを目安にしています。これはノギスと呼ばれる摘果に使う道具です。以前紹介した緑の輪は細かくサイズが設定できないため、ノギスを使います。)南柑20号 令和8年度 摘果中

今年のミカンの出来栄え
今年のミカンは、干ばつの影響で木にストレスがかかり、甘いミカンに仕上がりつつあります。摘果中の早生ミカンも、収穫にはまだ1月ほどあるにも関わらず、甘い果実になっています。
すでにハクビシンや狸に食べられています😢
今年心配なのが着色です。
気温が下がると緑色のクロロフィルという色素が分解されて、橙色のカロテノイドという色素が目立つようになり、ミカンの色が橙色へとなります。
今年も残暑が厳しく、すでに収穫の始まった極早生ミカンも

極早生ミカンの色がこない😿
と言う声を聞きます。(当園は極早生ミカンは作っていません。)
10月・・・2,3日前から朝晩の気温が下がりました。摘果途中の早生の園地に上がって驚きました。

あれ?ミカンが黄色くなってる?カメムシに吸われたわけじゃないよね・・・
え?色付いた?
今後の気温によりますが、少し早生ミカンの色が抜け始めました。

収獲まで1ヶ月を切りました。今年の当園のミカンの味がとても楽しみです。


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